入れる場所はないです。
涙の落ちる場所4の一哉の気持ちが少し書かれています。
むぎは小首をかしげながら聞いた。
その姿は一哉の目に可愛らしく映ったけれど…
異常に痩せたと思う気持ちの方が勝っていた…。
病的な痩せ方と言っても過言ではない。
ついこの前までは、柔らかい弧を描いていた頬も、少し痩けていて、肉付きの良かった手や足も棒切れの様で…全てが違ったものになったいた。
この前会ったときからそう何ヶ月も経っていないのにむぎは変わりすぎていると一哉は感じた。
それに、よく見ると彼女の変化はそれだけではなかった。
先程まで泣いたという後がくっきりとむぎの目に、頬に残っていた。
一哉はある衝動に駆られたが、それに気付かない振りをした。
それをすると、もう後戻りが出来ないのを知っていたからだ。
本当に言いたい言葉は押さえ込んで、とりあえず目の前の状況に目を向ける。
とりあえず、"何時も通りの自分"はどういう風にむぎに接していたのか。
それを考えながら会話を探した。
そして、なんとか思いついことを言う。
「……ちゃんと客を確かめてから開けたか?」
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視点が定まらなくって…一哉目線となってしまいました。
06.08.18